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転職

転職活動

  • hideki
  • 2006-12-25

今から1年ほど前、私は転職活動をしていました。
転職を考えた理由はいくつかあります。
「今の会社の給料が低い」ということ。
勤続10年を超えるというのに、初任給から3万円もあがっていない!
平均すると年間2600円しか昇給していないのです。
この計算でいくと手取りが30万円を超えるのは40代半ば・・・。

もうひとつは典型的な「日本的企業」であること。
上司が言う事は例え正しくなくても絶対である。
売上が行かないのは根性が足りないからだ。
有給休暇を取るのは怠け者の証拠。
上司より先に帰るのは失礼。
会議さえ開いていれば安心。中身は二の次。

まったく、開いた口がふさがらないような発言ばかり、次々と出てくるのです。

とはいえ10年と言う月日の積み重ね。
これまでに築いてきた仲間や仕事の取引先さまとの絆を考えるとやはり安易に転職に踏み切るのはためらいました。

しかしどうしても耐えられなかったのです。
他の会社がどんなものなのか、確かめてみたいという気持ちもありました。

転職を考え始めてから3ヶ月。
私は3社の面接を受けました。
幸いな事にいずれの会社さまも私の事を気に入ってくれ、是非入社して欲しいとのありがたいお言葉をいただきました。
給与は最高で今の給与の1.5倍を提示していただきました。
本当にありがたいことです。

それから1ヶ月。
悩みに悩んでようやく結論を出しました。
その結論は・・・。

「残留」でした。

この選択肢。私にとって最もありえない選択肢でした。でもなぜ「残留」を選んだのか?
それは「安定」への不安でした。

実は給料を今の1.5倍出してくれるところにほぼ決めかかっていました。
面接を受けた時点では知らなかったのですが、そこは今の会社のお客さんでした。
そしてこれも偶然に、経理の課長がその会社にブラック情報が出ていると言っているのを聞いてしまいました。

突然不安になりました。
今の会社は幸い、当面潰れる事はありえない。しかし他の会社はどうなんだろう?
求人雑誌に載っている情報だけでは会社の本当の経営状況はわかりません。

最終的には私に決断力がなかっただけかもしれません。新しい環境に飛び込む勇気がなかっただけかもしれません。
しかし今、転職を考えている方。
決して目先の条件に惑わされないでください。
どんなに好条件で転職しても、その会社に安定性がなく、倒産しては元も子もないのです。

就職情報誌のチラシじゃありませんが「転職は慎重に」した方がいいと思います
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