あたるも八卦当たらぬも八卦ってどういう意味なんですかね。あたるもあたらないも時の運みたいなことなのかな。そのくらいの気持ちで占いは楽しみなさいって事なのだろうか。
大学2年生の頃だから今から15年くらい前かな、友達が当たる当たるっていうもんで、東京の今ではテレビにもよく出る占い師のところに見てもらいに行きました。その占いの館は喫茶店になっていて順番待ちの客のテーブルに占い師のおばちゃんが回って行ってはそれぞれの悩みを聞いて占いでその結果を告げる。それはいいのだけど、店が小さいもので他の人の占い結果がまる聞こえなのです。当然店内は恋に悩む女性が多い。そして聞こえてくるのです。彼女たちを震え上がらす占い師の言葉が。「あなただめよ、すぐに別れるわ」「あなた結婚できないわ」時には「あなた霊が憑いているわよ」恐ろしい。こんなこと言われたらあなたどうですか。縮みあがりますよね。この占い師のおばちゃんもうお構いなしに辛らつに述べていくのです。それが店内に響き渡りますから当然順番待ちの私も戦々恐々。何言われるんだろうって想像するだけでちびりそうです。
ついに私の番に回ってきました。やおら私の手相を覗きこんで彼女は言い放ちました。「君、天下取れるわ」なにーなんですとー。私はその言葉に我を忘れました。「まあ天下を取るっていうのはオーバーかもしれないけど、必ず出世はするし、金には困らないわ」彼女は付け足しました。
あれから15年ばかしすぎました。そんな気配一向にありません。っていうか負け組みかも知れませんね。今思い起こせばその占い師の言葉によって、自分の力量を見損ねていたに違いありません。彼女の言葉に酔っていたのです。そんな度量は少しもないのにいつの日か幸運が転がり込んで成功する。そのための努力もせずに。
まさに当たるも八卦当たらぬも八卦。先日も少し占いができる同僚の女の子に占ってもらいました。今から苦労はするけどたくさんのお金を儲けるなんてうれしいことを言ってもらいました。はたして信じていいのでしょうか。
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占い
あたるも八卦当たらぬも八卦
- ニシピー
- 2007-02-14





